こんにちは、sukokoです。
ドラマ『さよならノワール』第1話で、北香那さん演じる臨床心理士・白石の衣装が印象に残った方も多いのではないでしょうか。
初登場した白石は、全身黒のコーディネート。
しかし、その姿を見た黒木(小池栄子さん)からは、
「それ、喪服みたいでしょ。夫を亡くした被害者に刺激が強すぎる」
と言われてしまいます。
白石にとっては、被害者に寄り添いたいという思いから選んだ服だったのかもしれません。
一方で、臨床心理士として傷ついた人の心に向き合う立場から見ると、その黒い衣装は少し距離を感じさせる印象もありました。
今回は、北香那さん演じる白石の衣装に注目しながら、黒という色が持つ印象や、第1話で描かれた白石の心の変化を色彩心理の視点から考察していきます。
この記事でわかること
・北香那さん演じる白石の黒い衣装が与える印象
・黒木刑事の「喪服みたい」という言葉の意味
・途中で変化した衣装の色から感じる白石の変化
・白石という人物を色彩心理から考察
北香那演じる白石の全身黒コーデが印象的だった理由
第1話の白石は、黒いトップスとボトムスを合わせた全身ブラックの衣装で登場しました。
黒という色には、
・知的で落ち着いた印象
・専門性や信頼感
・強さや意志の強さ
といったイメージがあります。
黒という色は、知性や専門性、強い意志を感じさせる一方で、相手との間に少し距離を生む印象を与えることもあります。
黒がドラマの中で人物心理をどのように表現するのかは、『銀河の一票』で黒木華さんが着用した黒いブラウスについても色彩心理の視点から考察しています。
臨床心理士という専門職の白石にとって、黒は自分の知識や経験に自信を持っている姿を表していたようにも感じられます。
実際、白石は心理学の知識があり、被害者のために積極的に行動しようとします。
「助けたい」
「力になりたい」
という気持ちは強く、決して冷たい人物ではありません。
一方で、黒は見る人に強い印象を与える色でもあります。落ち着きや威厳を感じさせる反面、少し近寄りがたさや距離感につながることもあります。
人の心に寄り添う仕事では、正しい知識だけではなく、相手が安心できる雰囲気や距離感も大切です。
白石の黒い衣装は、彼女の能力の高さや強い意志を表す一方で、まだ相手との関わり方を模索している部分も映し出していたのかもしれません。
「喪服みたい」という黒木の言葉は白石への否定だったのか?
黒木は白石の衣装を見て、
「夫を亡くした被害者に刺激が強すぎる」
と指摘します。
白石にとっては、自分の考えや仕事への姿勢を否定されたように感じたのではないでしょうか。
その後、大学教授との会話でも白石は、
「私のミスを防ごうとしてくれたんですか?」
「私が使えないやつだと判断されたんですよね」
と、自分への評価を気にしている様子が描かれています。
しかし、教授の言葉から見えてくるのは、黒木が白石を否定したわけではないということです。
黒木は白石自身を拒絶したのではなく、被害者がさらに傷つく可能性を考えて行動していました。
白石には知識があります。
積極的に相手へ関わろうとする力もあります。
ただ、教授が指摘したように、
「解決を焦るあまりに相手を追い詰めてしまう」
という部分があったのです。
最初の黒い衣装も、白石の「自分の力で人を救いたい」という強い思いと、少し不器用な一面を表していたように感じます。
黒から落ち着いたグレーとブラウン系チェックへ変化した衣装の意味
その後、白石の衣装には少し変化が見られました。
上は黒のままですが、下には落ち着いたグレーをベースにブラウン系のラインが入ったチェック柄のスカートを合わせています。
全身黒だった初登場時と比べると、少し柔らかく親しみやすい印象になっています。
色彩心理では、グレーは「調和」や「バランス」を感じさせる色と言われています。
また、ブラウン系の色は、
・安心感
・温かさ
・落ち着き
を連想させる色です。
もちろん衣装の色にどのような意図が込められているかは公式には明かされていません。
ですが、この色の変化を見ると、白石自身も少しずつ「自分の考えを伝えること」だけではなく、「相手の気持ちを受け止めること」を学んでいくようにも感じられます。
黒を完全になくしていないところも印象的です。
白石の専門性や芯の強さは残しながら、そこに柔軟さや人との距離を縮める部分が加わっていく。
そんな変化を感じさせる衣装でした。
教授との会話から見える白石の本当の弱点
教授との会話で特に印象的だったのは、
「君は知識がある。積極的にアプローチする技術もある。ただ、解決を焦るあまりに相手を追い詰めてしまう」
という言葉です。
白石は能力がないわけではありません。
心理学の知識もあり、人を助けたいという強い思いも持っています。
しかし、人を支える仕事では「正しい答えを持っていること」だけでは十分ではありません。
相手が今、その言葉を受け取れる状態なのか。
どのような距離感なら安心できるのか。
そこを考えることも大切になります。
白石は第1話で、自分の欠点を指摘されながらも、
「被害者支援について書籍を出したい」
と前向きな姿勢を見せています。
自分の弱さを認めながら成長しようとする姿も、白石という人物の魅力なのではないでしょうか。
『さよならノワール』白石の衣装は成長の物語を表している?
第1話の白石の衣装は、単なるファッションではなく、彼女の内面を考えるヒントになっているように感じました。
最初の全身黒の衣装からは、
「専門家として認められたい」
「自分の知識で人を救いたい」
という強い意志が伝わってきます。
一方で、黒木刑事の言葉や教授との会話を通して、白石は自分だけの正しさではなく、相手の立場を考えることの大切さに気づいていきます。
そこに加わった、落ち着いたグレーとブラウン系チェックのスカート。
それは、白石の中に少しずつ柔らかさや人との調和が生まれていることを表しているようにも見えます。
今後、白石の衣装がどのように変化していくのか。
そして黒木刑事との関係がどのように深まっていくのか。
ストーリーだけではなく、衣装の色にも注目すると、さらにドラマを楽しめそうです。
まとめ
『さよならノワール』第1話で北香那さん演じる白石が着ていた全身黒の衣装は、臨床心理士としての知性や強い意志を感じさせるものでした。
しかし、黒木刑事の「喪服みたい」という言葉は、白石自身の未熟さや、人との距離感を考えるきっかけにもなります。
その後登場した、落ち着いたグレーをベースにブラウン系のラインが入ったチェック柄のスカートからは、白石が少しずつ周囲との関わり方を学んでいく姿が感じられました。
衣装の色に注目すると、登場人物の心の変化や成長がより深く見えてくるかもしれません。
今後の白石の衣装と心理描写にも注目していきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考:ドラマ公式サイト
『さよならノワール』


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