【マイ・フィクション】第4話考察|記憶を改ざんしたのは誰?津村がたどり着いた「別人として生きる人々」の真相とは

ドラマ考察

こんにちは、sukokoです。

『マイ・フィクション』第4話では、これまで散りばめられてきた伏線が一気につながり始めました。

DNA鑑定によって伊川正樹と二宮祐介が同一人物であることが判明し、さらに伊川真弓も本名は石野奈々美であることが明らかになります。

つまり現在「伊川夫婦」として暮らしている二人は、どちらも過去とは別の名前・別の人生を生きている可能性が浮上しました。

しかし、謎は解けるどころか、むしろ増えています。

今回は、第4話で気になった伏線や違和感を整理しながら、この物語の核心について考察していきます。

津村視点で明かされた7年前の事件

第4話は津村の回想から始まりました。

7年前、頭から血を流して倒れる人物の前で、二宮祐介の胸ぐらをつかむ津村。
その後、津村は逮捕され服役します。

そして語られた印象的なナレーション。

「過去は変えられない。でも過去の意味は変えられる。」

この言葉は、第4話全体を象徴するテーマだったように感じました。

津村は服役中も二宮と由梨のことを気にかけていました。
しかし2年前、「二宮祐介はに交通事故で死亡した」と知らされます。

普通ならそこで終わる話ですが、出所直前に情報屋の記者から「二宮にそっくりな男がいる」という情報が入り、津村は調査を始めることになります。

ここから現在へと物語がつながっていきました。

伊川正樹は「自分を伊川正樹だと本気で信じている」

今回特に印象的だったのは津村のこの言葉です。

「あいつは自分を伊川正樹だと本気で思っている。」

これは非常に重要なセリフでした。

もし伊川が自ら身分を偽っているだけなら、どこかで演技をしている様子が見えるはずです。

しかし伊川は混乱しながらも、自分の記憶を疑っていません。
なぜかすでに亡くなっている岡崎という別人の記憶を自分の記憶と思っていました。

つまり伊川の記憶には、現実と食い違う内容が複数存在しています。
そのことからも、津村が語った「記憶を改ざんされた」という説には説得力が増したように感じました。

真弓も「伊川真弓」ではなかった

さらに驚きだったのが真弓の正体です。

津村は真弓に直接会い、

  • 9年前に出会った経緯
  • 結婚式のこと
  • 写真
  • 当時の思い出

などを細かく確認します。

これは単に事情聴取をしているのではなく、「記憶が本当に作られたものなのか」を確認していたのではないでしょうか。

そして判明したのが、

伊川真弓=石野奈々美

という事実でした。

しかも石野奈々美は7年前に夫殺しで実刑判決を受けた人物。
刑務所にいるはずの人が、別人として生活している。

これは二宮祐介とまったく同じ現象です。

つまり偶然ではなく、誰かが意図的に複数人の人生を書き換えている可能性が高くなりました。

多田の「また消せばいい」が意味するもの

第4話で最もゾッとしたのは、多田と向井の会話でした。

向井が

「余計なことまで思い出したら」

と心配すると、多田は当然のように

「また、消せばいいでしょ」

と答えます。

この一言から、多田は記憶を書き換える行為を以前から知っていることが分かります。

しかも「また」という言葉を使ったことで、一度だけではなく繰り返し行われていることも示唆されました。

伊川だけではない。

真弓だけでもない。

これまでにも同じことが何度も行われてきた可能性があります。

津村が二宮の職業を知らなかった理由

今回、個人的に最も気になったのがこの場面です。

由梨が

「祐介も警察官でした。」

と言った瞬間、津村は驚いた表情を見せました。

大学時代からの知り合いなのに、警察官だったことを知らない。
これは少し不自然に感じます。

考えられる可能性は2つあります。

津村は逮捕後、二宮と完全に連絡が途絶えていた

大学卒業後、それぞれ別の道へ進み、津村が服役したことで交流がなくなった可能性です。
ただ、それだけで職業まで全く知らないのは少し違和感があります。

津村自身も情報を操作されている可能性

もう一つ気になるのがこちらです。

もし記憶改ざんが広範囲に行われているなら、津村にも影響が及んでいる可能性があります。

二宮の職業だけが抜け落ちているのではなく、7年前の事件についても何か重要な記憶を失っているのではないでしょうか。

この可能性は今後かなり重要になりそうです。

香坂は何を知っているのか

香坂は終始「深入りしないで」と津村を止め続けます。

普通なら部下を心配しているだけにも見えます。

しかし今回は、

「何か嫌な予感がする」

という言葉が引っ掛かりました。

香坂が訪れた施設には死んだはずの室谷隆敏が…。
つまり香坂は室谷の居場所を知っています。

これは偶然とは考えにくく、事件の一部を把握している可能性があります。

ただし、香坂が黒幕とはまだ断定できません。

組織の存在を知りながら止められない立場なのか、それとも真相を追っている側なのかはまだ判断できません。

まとめ|第4話で残された5つの謎

第4話では、伊川正樹と二宮祐介が同一人物であること、さらに伊川真弓も本名は石野奈々美だったことが判明し、「記憶を書き換えられた人物」が複数存在する可能性が浮かび上がりました。

一方で、新たな疑問も数多く残されています。

① 記憶を書き換える目的は何なのか

ただ身元を隠すだけなら、ここまで大掛かりな記憶改ざんを行う必要はありません。
誰が、何のために人の人生そのものを書き換えているのかが、物語最大の謎になりそうです。

② 香坂は何を知っているのか

津村に「これ以上深入りしないで」と忠告しながら、最後は室谷隆敏のいる施設を訪れていました。
事件の真相を知っている立場なのか、それとも真相を追う側なのか。香坂の行動にも注目です。

③ 津村はなぜ二宮が警察官だったことを知らなかったのか

大学時代からの知り合いでありながら、由梨から「祐介も警察官でした」と聞いて驚く津村。
単なる空白の7年間なのか、それとも津村自身にも知らされていない事実があるのか、気になる場面でした。

④ 真弓はどこへ向かったのか

真弓が突然姿を消したことで、多田たちも動き始めました。
すでに記憶を取り戻しているのか、それとも誰かに会いに向かったのか。今後の鍵を握る人物になりそうです。

⑤ 室谷隆敏は何を知っているのか

ラストで香坂が訪ねた施設には室谷隆敏の姿がありました。

これまで脱獄したと思われていた室谷ですが、実は別の形で保護・管理されていた可能性もあります。
室谷の口から語られる真実が、物語を大きく動かすかもしれません。

第4話は謎が解決する回というより、これまでの点と点がつながり始めた”転換点”だったように感じました。

次回は、記憶を書き換えられた人々の目的や、その背後にいる存在が少しずつ明らかになるのではないでしょうか。
今後の展開にも注目していきたいですね。

第4話で新たな事実が明らかになりましたが、これまでの伏線を振り返ると、さらに楽しめそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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