【元科捜研の主婦 】第6話 松本まりかの球心柄ニットが語る「迷いと気づき」の色彩心理

ドラマ

こんにちは、sukokoです。

第6話の嘘発見器のシーン。
派手な演出があるわけではないのに、どこか胸がざわつく場面でした。

夫は刑事として、ある事実を抱えて帰宅する。
疑われているのは、妻の大切な友人。
言えない真実と、言葉にならない違和感。

家族3人のいつもの温かな場面。
子どもの無邪気な嘘発見器。

その場面で松本まりかさんが着ていたのが、RE SYU RYU(リシュリュ)の球心柄ニットでした。

グレーを基調に、胸元に入る黄色の柄。

一見すると、やわらかく家庭的な冬のニット。
けれど、あの緊張感の中で見ると、色が心理を語っているように感じられました。

今回は、この衣装を色彩心理の視点から読み解いていきたいと思います。

・グレーの色彩心理
・黄色の色彩心理
・グレーx黄色の意味
・RE SYU RYU(リシュリュ)とは?
・なぜグレーx黄色だったのか

グレーの色彩心理|揺れながらも崩れない心

グレーは白と黒の中間色。
はっきりとした結論を出さない色です。

心理的には、

・中立
・抑制
・客観性
・調和
・迷い

を象徴します。

第6話の彼女は、まさに「グレーの立場」。

友人を信じたい。
でも、刑事である夫の微妙な表情を見逃さない。

怒ることもできる。
激しく問い詰めることもできる。
けれど彼女はそうしない。

それは弱さではなく、状況を受け止めようとする強さ。

グレーは感情を爆発させない色です。
衝動を抑え、まずは全体を見る。

あのニットの落ち着いた色味は、彼女の内面のバランス感覚を象徴しているように感じました。

黄色の色彩心理|直感という小さな光

ニットに入っている黄色の柄。
黄色は光の色です。

心理的には、

・気づき
・直感
・注意喚起
・希望
・無邪気さ

を表します。

嘘発見器が反応した瞬間、場の空気は確実に変わりました。

でもその前から、彼女は何かを感じ取っていたはずです。

黄色は理屈ではなく「感覚」の色。

証拠はない。
けれど違和感がある。

黄色は、心の奥で点灯する小さなランプのような存在です

しかもこの黄色は、強烈なビビッドカラーではありません。
やや落ち着いたトーン。
それがまた、「まだ断定していない心」を表しているように見えます。

グレー×黄色|迷いの中に差す予兆

今回の衣装の核心は、色の組み合わせにあります。

グレー=迷い
黄色=気づき

つまり、
「迷いの中に差す直感の光」

穏やかな家庭の空気の中にある、目に見えない緊張。
笑顔の裏側にある違和感。
その構造が、色でも再現されています。

さらに黄色は「子どもらしさ」も象徴します。
嘘発見器を作ったのは子ども。
無邪気な遊びが、大人の事情を照らしてしまう。
黄色はその純粋さの色でもあります。

家庭という安心の空間の中で、真実が静かに浮かび上がる。
その象徴としての黄色だったのではないでしょうか

RE SYU RYU(リシュリュ)とは?

RE SYU RYU(リシュリュ)は、温かみのあるニットを中心に展開するブランドです。

北欧テイストを感じさせる球心柄や、やわらかい配色が特徴。
日常に溶け込むデザインが多く、「特別すぎない特別感」を持っています。

今回のニットも、派手さはありません。
けれど画面の中でしっかり印象に残る。
主張しすぎず、物語を支える。
それが、このブランドらしさとも言えるでしょう。

なぜこの色だったのか

もし赤なら、怒りが前面に出ます。
青なら、理性が強調されます。
黒なら、疑念が色濃くなります。

でも選ばれたのは、グレーと黄色。
怒りでも断定でもない。
けれど、確実に何かを感じている。
それがあの場面の核心でした。

衣装はときに、セリフ以上に感情を語ります。
あのグレーニットは、真実が明らかになる前の予兆をまとっていたのかもしれません。

まとめ

第6話の球心柄ニット。
それは単なる家庭的な冬服ではなく、迷い(グレー)と気づき(黄色)という二層構造を持つ心理表現でした。

私たちの日常でも、はっきり言えない違和感を抱える瞬間があります。
そんなとき、心はきっと「グレーに黄色」なのかもしれません。

ドラマの衣装は、登場人物の感情の伏線になる。
あの黄色は、真実へと向かう小さな光だったのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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